「高橋ボクシング」右ショート。

ストレートって真っ直ぐという意味ですが、ではショートではどう打つのか? 
接近戦で多く使われるパンチはフックやアッパー系のパンチでしょう。(ちなみに僕はショートジャブもよく使いますが・・)
ストレートの威力を上げる要素としてはスナップ、シフトウエート、回転というモノがありますが、このスナップをもう少し詳しく言えば、「ナックルの返し」と「肘の返し」等があります。
あごの先端(チン)を狙うのか?あごの横(ジョー)を狙うのか?によって打ち方は変わります。僕の感覚ではこの「右ショート」はチンより若干ジョーよりを狙います。
他のショートパンチと一番の違いを言います。それはノーモーションで打てる!という事です。だからカウンターとして相手のパンチより一瞬早く当たります。
あとは力の集約(シェイクハンド&ナックルの返し)とフォロースルーで効かせます。
タイミングとしては相手の出鼻。引き際。打ち終わり等、様々なシチュエーションが考えられます。
僕のボクシングの基本的なストレートの打ち方はこの「右ショート」がミドルレンジでもロングレンジでも肘の角度が伸びるだけで同じです。
会員にもこの打ち方を詳しく指導するとパンチの感触が大きく変わります。
一時は直人が試合でこの「右ショートカウンター」で倒しまくっていた事もありましたがあのパンチはどこへ消えたのか?(笑)いや、カウンター狙いばかりでは上にいけない事を本人なりに感じたんでしょう。
また、レベルが上がったときにもう一度お会いしたいですね。もっとキレた「右ショート」に・・(笑)                  マサ

この右ショートがジムのマークになっています。ちなみにこの影は僕でーす。(^_^)v