新しい言い方。伝え方。

技術の向上が停滞しているときでも、指導の向上は常にしています。
同じ技術を幾通りの言い方で分かるまで説明します。うまく伝わらないときは、また向上のチャンスです。
「新しい言い方」で会員や選手にうまく伝わったとき、小さいながらも感動があります。
この「新しい言い方」ができるのは常に現状に満足しないという強い意志があるからなんだと思います。
本を読む事もテレビを観る事も人と話す事もこの「新しい言い方」の為の材料集めになっています。言葉や表現の勉強をしているとも言えます。
一日に何度「新しい言い方」ができているのか数えてはいませんが、かなりあるはずです。
ボクシングの指導に関して、うまく伝えられなかった。と落ち込む事は今ではほとんどありません。(私生活での失敗はまだまだありますけど・・)
この言い方には「言葉の言い回し」「他のモノとの比喩」「他のモノとの共通点」「逆説的言い方」などありますが、今の相手の心理状態を観察しながら「時期」「タイミング」を見極めて言うという事にも気をつけます。
今は言う時期ではないな?と感じたら言わないし、この話し興味ないな?と感じたら早めに切り上げるし・・(笑)
ボクシング同様、独りよがりな「言い方」ではうまく伝わりません。相手あっての「言い方」「ボクシング」ですから相手の態度や表情を読みとりながらも「新しい言い方」をこれからも探し続けます。 
                       マサ