「高橋ボクシング」スランプ。

例えばパンチにスナップの効かない人がいるとします。いろいろな要因が考えられますが、肩に力が入っているというのが要因の場合が多くあります。
この要因を正す為には「肩の力を抜く」という直接的指導と手首や肘のスナップを強く意識させる事で肩の力が無意識に抜けるという間接的指導があります。
「逆も真なり」どちらでいこうが、納得してうまく直れば良いと思います。でも「納得して」というところが大切です。
意味を知り、なぜ直ったのかを知る事が技術的スランプに陥らない為にも大切な事です。                 
ちなみに僕は技術的スランプに陥った事はありません。新しい技術を追い求めて苦しむ事はスランプではありませんから。
今までできていた事ができなくなる事が技術的スランプだと思います。
この技術的スランプが長引くと精神的スランプに発展しかねませんから要注意です。
僕がいる限り選手に技術的スランプはないでしょう。僕に何かがない限り・・(笑)
でもしっかり理解させます。僕がいなくてもスランプ知らずの選手に育つに越した事はないですから。
                              
                             マサ
PS 今の状態は技術的スランプなのか精神的スランプなのかを見極める事も重要です。何度も言いますが新しいモノを追い求めるときの苦しみはスランプではありません。