負ける事。

ボクシングは勝負ですから、どちらかが勝てばどちらかが負けます。でも負ける為にボクシングをしている人はいないでしょう。
誰でも負ける事(失敗する事)は嫌です。だけど負けから学ぶ事が多いという事に気づくべきだと思います。
僕も多くの負けや失敗をしてきました。僕は相手が怖いと思った事は一度もありません。ただ負ける事が怖かったです。
昔から喧嘩が強く、スポーツもできました。その築き上げてきた自分の地位や場所を失う事が怖かった訳です。
人が負けてはいけないのは「自分自身」にだと気づくのはずっと後の話しです。
その事が早く分かっていれば僕の人生ももっと変わっていたのかもしれません。だけど、それまでの負けや失敗は僕にとっての必要悪であったと自信を持って言えます。
負ける事から負ける原因を探る動機ができます。負ける事から人に対する思いやりを知ります。負ける事から勝ちへのヒントを掴みます。負ける事から負けに対する恐怖が不要であったという事を学びます。
僕は多くの失敗をしてきました。今からは勝ち続けたいと思いますが、きっとまだまだ負けるでしょう。
プライドや見栄で二の足踏んで現状維持するほうが負ける事より数段意味のない事だと思います。
勝つ為、成功する為に精一杯努力し勉強した結果、負ける事もある。でもそれは次に繋がる良い負け方だと思います。
何度負けても諦めずに追求していきます。「負けてもいいや~」と負け癖や負け犬根性はつけません。
アントニオ猪木が言います。「元気があればなんでもできる!」「迷わず行けよ!行けばわかるさ!」って。
深いええ言葉だな~っていつも思います。(笑)       マサ