段階。

僕の考えた練習メニューは「腕振り体操」から「呼吸法」に入り、「縄跳び」、「棒回し」、「シャドーボクシング」へと入っていきます。
この「腕振り体操」と「棒回し」は「シャドーボクシング」への段階としての練習なんですが、それぞれを別の練習としてしまっている会員も多いので、もっと「腕振り体操」と「棒回し」を「シャドーボクシング」に生かせるように、「腕振りシャドー」という動きを考案して指導しています。
ミットも選手を持つときと同じような持ち方もすれば、まだ段階として早いと思える会員にはリアルではない持ち方ではあるけれど、体の使い方を覚えてもらう為の「段階」としての持ち方もします。
大学の勉強を学ぶ前には、小学校、中学校、高校・・と段階を踏んでいく事と同じように、何事にも「段階」が必要であるという事です。      
この「段階」を大きく飛ばしてしまう事で挫折や苦痛を与えてしまう事もあります。もっと今より小さな「段階」を多く作り、小さな小さな「成功体験」をたくさん積んでいく事が、「大きな成功」への道であるのではないかと思います。                    マサ