スタイルチェンジ。

高橋イズム

数日前にオーソドックス(右構え)からサウスポー(左構え)に変えてみたいとある会員が言ってきました。
理由を聞くと、「会長から注意されるように左足(軸足)に体重が乗ってきません。右足なら乗りやすいので。」という事でした。
スタイルを変えるとき、僕が思うのは、このスタイルチェンジは「逃げ」ではないのか?という事です。
サウスポーは少ない。オーソドックスはサウスポーに慣れていない。サウスポーはオーソドックスに慣れている。その希少性によってチャンピオンにサウスポーが多くいる事も頷ける。
その希少性を狙って右利きをあえてサウスポーに育てる指導者もいます。
もしくは怪我や、特別な理由の為の変更などの良くする為の「積極的スタイルチェンジ」は有りだと思います。
彼の場合、「うまくいかないから、変えてみよう」という「消極的スタイルチェンジ」だと感じました。
「今、スタイルを変えたら今まで以上の苦労が待っとるぞ。その苦労をしてでも変える覚悟はあるんか? 今できる事はやってみたのか?」と聞きました。
「まだ今できる事をしていません。もう少し頑張ってみます。」と言って気持ちを入れ替えて練習を始めました。
それから一時間後、「会長!見てください。左足に体重が乗るようになりました!」と笑顔で言ってきました。
自分なりに工夫して練習した事で劇的な変化、レベルアップを感じられたようです。ジム内でのボクシングの練習の楽しさはこの感動にあると言っても過言ではありません。
この感動を忘れないようにと自ら募金箱に500円の募金をして帰りました。
課題は大きな飛躍や感動の少し前に現れます。そこで「逃げるか」「越えるか」勝負の分かれ目です。            マサ

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