指導とは。2

季節の変わり目の今、会員の出席率が落ちています。毎年の事なので特に気にはしません。
しかし、数人の少年がジムを辞めようとしています。彼らは自分の意志でボクシングを始め、ボクシングを、ジムを楽しみました。
バイオリズムのせいなのか?季節の変わり目の影響なのか?ただの飽きか?
他に何か原因があるのか? 詳しくは分かりません。
僕の目に映る姿からは時期的なモチベーションの低下と自分に与えられた壁を乗り越えられずに逃げようとしているように見えます。
今までも多くの少年、または選手達が志半ばに辞めていきました。
なぜ一度はやる気満々だった気持ちが低下し、最悪辞めてしまうのか?
住吉も僕に二度ボクシングを辞めたいと言ってきた事があります。白石も一度は壁が乗り越えられず、ジムを去りました。ジュニアの中にもやる気が急に失せ、ジムに来れなくなっていた子もいました。僕自身も現役中に一度は自分の意志でボクシングから逃げた事があります。
ボクシングを始めて数年も経てば、バイオリズム、モチベーションの魔力にやられ、壁を乗り越えられず、苦しみから逃げようとします。
逆にその壁を乗り越え、より強い心を持った者もいます。
人間として、ボクサーとしての壁を乗り越え、更なる向上をする為に必要な事ってなんでしょう。そしてどうすればまたやる気が起こり、自主的に行動できるようになるのでしょう。
この問題は彼らだけの課題ではなく、子供を持つお父さんお母さん、又は部下を持つ上司の方や経営者、そして僕に与えられた課題であると思います。
皆さんもよく考えてみてください。
「指導とは」「指導とは2」の僕の答えはまた。         マサ