目標を持つとは。

高橋イズム

僕の選手時代の目標は「世界チャンピオンになる事」だったが、無理な減量で体を壊し、長いブランク明けでの試合でリング事故に遭い目標への道を断たれた。だけど、この意味が僕にはもう分かっている。
ジムを始めた当初は「多くのチャンピオンを育てて日本一のジムに、そして世界一のトレーナーになる事」を目標に掲げた。その思いは今もある。
だけど、目標とは自分自身が向上し続ける限り、目標の次元自体も変わっていく。これは決して諦めや妥協ではなく向上なのだと僕は思う。
それが「世界チャンピオン」「オリンピック」「日本チャンピオン」「変わりたい」「自信を付ける」「健康になる」「ダイエット」「きれいなワンツーが打ちたい」など人それぞれ、どんな目標であってもいいと思う。目標を達成する為には必ず大きな努力がいる。その努力や様々な経験を積む事は目標を持たないときより、持ったときの方が明らかに大きくなる。目標を持たずに情熱を燃やし続けられる人も稀だろうと思う。
そう思えば、「目標を持つ事」とは人間として大きく向上していく為に必要な「情熱」や「やる気」を促す原動力だと言えるのかもしれない。
多くの成功者が言う「鮮明で明確なイメージを持つ事」。だけど今の僕に、鮮明で明確なイメージはない。明確なイメージを作り上げてそこに向かって行くよりも、どんな未来が待っているのかをワクワクと楽しみながら「今できる事」をひとつづつ積み重ねていくやり方の方が僕は面白いと感じている。
選手時代の失敗も、若い頃の多くの間違いも、今思えば必要なモノだった。その度に目標も状況も変わっていったが、目標に向かって情熱を燃やし続けた中で多くの事を学んだ。それが今の僕に、そしてジムに大きく生きていると確信できる。
これからも間違いを犯すかもしれないけれど「失敗は成功の母」と思えば何も怖いモノはない。
今、僕の一番の目標は「人間として大きく向上する事」。その為の将来的で「具体的な目標」も考えてはいる。この目標も次第に変わっていくのかもしれないけれど大まかにでも「目標」を設定しておく事はやはり必要な事なのだと思う。       マサ

  1. 松五郎

    人生負け続けだけど、僅かの勝ちより、負けたことからたくさんの勉強が出来たような気が。
    試合やビジネスで負けたって、ほんとは勝った以上にたくさんのゲインがあったと思ってる松五郎です。

  2. 会長

    確かに負けや失敗から学ぶ事の方が圧倒的に多いですよね。
    若いうちは失敗し続けたので、そろそろ勝っていきたいなと思ってます。(笑)
    勝負や人生って難しいです。(^_^;) でも、いつかは・・

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