H21中国ブロック大会総評。

今大会の住直の相手は過去最強。そこに全力で臨む事が大きな向上を生むのだという思いを持ってやってきた。
いつも僕の中にある住直指導への思いは「自分自身に勝つ」という事だ。敵は相手じゃない。自分自身の弱い心だ。
その考えに間違いはなかったと思う。オリンピック選手になる事がボクサーとしての住吉の目標。一番苦手なタイプの選手に臆することなく挑めた事には向上を感じられた。(まだ課題は残したが・・)
住吉の目標までに何が足りていなくて、何が通用するのかも僕の中ではかなりはっきりとした。
直人の挑戦にも大きな収穫があったはずだ。東京遠征での気づきや出稽古での学びなど多くの導きを得てここにいる。
直人にとっての「今できる事」はやれたように思う。まだ残る課題もじきにクリアするだろうと感じられる。
僕らははどんどんアマチュアボクシングの頂点に迫っていっている。あと少し、あと少し、と努力を重ね、多くの経験を積んでいく。
多少時間は掛かるかもしれないけれど僕に焦りはない。きっといつか辿り着くと信じているから。
大きな結果はすぐには出ない。その方がいい。
しかし今年中、1年後、3年後、5年後には大きな結果を出せる予感がある。今だけを見ずに先を見据えた指導が身に付いてきたように思う。
これからも「今できる事の延長線上に明るい未来はある」という考えは変わらない。
今だけを見ずに長い人生の「道」の過程という目で見たとき、自分達が今、何処に、どんな時期にいるのかを感じる事ができる。
今回は大きな試練への挑戦、そして負けから学ぶ事が必要な時期であったと僕は捉えている。更なるステージアップはきっと近い。
最後に、いつも協力してくれる山口県連の皆さんに、応援してくれるジム会員の皆さんや住直らの関係者の皆さん。そして僕らに多くの試練や課題を与えてくれた他県の参加選手、関係者の皆様。また、会場まで応援に来てくれた水口さんご家族の皆さん、ありがとうございました。
夏の中国ブロック大会はいつも貴重で大きな学びを与えてくれる。感謝。      会長 高橋正行

今回の門司フィットネスボクシングチーム。

おまけ。ジムに戻りビデオを観ながらの反省会後にかみやんが「ミンズラーメン」をみんなにご馳走してくれた。