努力の大切さ。

人は皆、幸せになりたいし、成功もしたいと思っている事だろう。
その為に欠かせないモノは「努力」。だけど努力したからといって必ず成功するとは言えない。
どんなに「努力」しても「考え方」が間違っていたら失敗もするし、負けもする。それでも努力しただけのモノは自分の中に必ず残る。これは僕の経験からも言える事だ。
現役中の弛まぬボクシングの追及や「努力」が現在の指導に役立ち、ミットを持つときや指導をするときには渾身の思いで神経を集中させる。「何かを与えなければ」という思いがそうさせる。
このやり方を長時間はできない事に、ここ数年で気づいた。だからそれ以外の時間は極力神経を強く使わないようにコントロールしている。
入院するまでやってみて、目が痛くて開けていられないぐらいまでやってみて、辿り着いたやり方。怠慢ではなく、これも一つの進歩だと捉えている。
「努力」は嘘をつかない。短期的に見れば、失敗や不幸と思える事でも長い時間が経ったとき、自分にとって大きな財産になっていた事に気づく。
「苦労」や「努力」なくして本当の「幸せ」も「成功」も無いのだと思う。
「若いうちの苦労は買ってでもしろ」と昔の人は言った。若い子や選手らには特にその事を知っておいてほしいと思う。
今、楽をすれば後で苦労が待っているのだという事を。
僕もまだ若い。体に無理のないやり方で「正しい努力」を続けていこうと思う。          マサ