年賀状。


お正月の楽しみの一つは、年賀状。皆からの年賀状を一枚一枚隅々まで見ていくよ~(笑)みなさん、ありがとうございます!
最近、年賀状を出す風習のない子が多くいるようだが、年賀状は新年の大切なご挨拶。面倒臭がらずに友達やお世話になった人達に書いてほしいと思う。
「おめでとうございます」と言葉で言うのは簡単。年賀状を書くのはとても手間が掛かる。だからこそ価値があるのだという事を知ってほしい。
僕は口先の言葉より、その人の行動を重視する。新年早々から苦言を言うようだけど、昔からある良い風習や考え方を勉強し、伝えていく事が大人の役目ではないだろうか。
人は自分の「無知」を「知」に変えていく事が成長であり、向上であるのだと言える。それは大人にも言える事で悪い事をしたり、いじめたり、逃げたり、怠慢する事も「無知」から生まれる行為なのだと思う。
今、日本の教育があまり良い方向に向かっていない事をジムの中でも常々感じさせられている。それは子供のせいではなく、それを伝えられない親や大人の方に問題があるのだと思う。
だけど、その原因もまた、その親やその時代の大人にある。辿っていけば、戦後から生まれたのであろう物や学歴、収入といったモノを重要視する物質主義的な考えが、人と人との係わりや心をないがしろにしてしまいがちな世の中にしてしまったのだと思う。
今の大不況はその考え方に警笛を鳴らされている状況のようにも捉えられる。
だからこそ、今年は去年よりもっと多くの苦言を呈していこうと思っている。人への接し方で悩んでいた直人にも言った。「優しいだけが愛やない。本当の愛とは基本的に厳しいもんや」と。
僕もどこまで人として本当の愛に近づく事ができるのかが人生最大の課題なのだと思っている。
また、以前に僕が「心の勉強」で「人生で楽と苦はフィフティーフィフティーなんだよ」と子供達に話していたら、それを聞いていた会員さんから「でも人生、苦の方が断然多いですよね」と言われた。
人生は楽だろうか?いいや楽じゃない。確かに苦労や辛い思いをする事の方が圧倒的に多いように思える。だから人生とは厳しいモノだと言える。しかし、だからこそ、その「苦」に見合っただけの「向上」があるのだと思う。
「苦楽」の量ではなく質はやはりフィフティーフィフティーではないだろうか。「楽」から学ぶ事より、「苦」から学ぶ事の方が断然大きい。だから、その人の為になる苦言は有難いモノだ。(そこに感情が入ってはいけないが・・)僕もそういう思いで人からの苦言を受け取るようにしている。妬みや憎しみというネガティブな感情の入った苦言は聞き流すが・・
このブログを読んだ君!まだ遅くはない。「人の為に」は「自分の為に」もなる。という思いで、今すぐ年賀状を書いてみよう!自分を変えていく事(向上)は「今できる事」の積み重ねでしかないのだから。     マサ
PS 現ジム会員や友人知人には全員、年賀状を出しましたが、住所が変わったり、郵便局の手違いで届いていない場合も考えられます。
boxing@moji-fitness.com まで名前とご住所をメール頂ければ再送致します。 また、4日に「今年の年賀状」をブログで公開致しマース!