「心の勉強」内容。

今日の門司ジュニアでの「心の勉強」内容。
・因果と波長の法則 おさらい。
・困難や壁を乗り越える大切さ。
・「一万時間の法則」に学ぶ。 など約一時間程
子供にも楽しく理解できるように、多くの例題や笑い、クイズを含めた授業を心掛けている。
僕は数ヶ月前から子供や若者にボクシングを教えていて憂鬱になるときがあった。ボクシングというモノから何かを掴んでほしいという思いが、きちんと伝わっているだろうかという心配からだ。
年末にスクールのある少年が学校でボクシングを使って暴力を振るったと親御さんから連絡を受けた。僕も十代の頃は喧嘩にボクシングを使った。相手に大きな怪我を負わせた事もある。その報いは、たぶん僕はもう十分に受けていると思う。だから喧嘩にボクシングを使う彼の気持ちは分かるし、僕と同じ失敗をさせたくないという思いも強い。
すべては因果であり、僕の「心」の伝え方が足りていないのだと神様に言われたような気がした。もっとダイレクトに伝えようと思った。そして「心の勉強」を始める事にした。
今、彼にとっても僕にとっても、他の子らにとっても「ジュニアスクール」が良い方向に進み出したように感じている。まさに「雨降って、地固まる」ってヤツだ。
日々の生活の中で起こる様々な問題や出来事にはすべて原因があり、結果がある。良きも悪きも、結果を真摯に受け止め、何が原因で現在の状態が起きているのかを冷静に観察する癖をつけておく事が、困難や壁を乗り越える力となる。
逃げれば、また振り出しに戻る。何度も何度も同じ事を続けるのか。それとも自分の目標まで一直線に幾つもの壁を乗り越えながら最短距離を進むのか。
だけど、間違いが必ずしも無しとは言えない。何度も間違わなければ分からない子は、いつか分かるときが来るまで何度でも間違え続けるしかない。
失敗は僕らに何かを教えようとしている。それに気づき、改善していく事。それこそが「向上」だと言えるのではないか。
ボクシングからもジュニア、選手らへの指導からも多くの失敗や苦悩を頂き、向上の糧となっている。
人生は基本的に厳しい。本当の愛も「人の為に」と思えば、きっと厳しいモノだと思う。間違えば辛く厳しい事が起き、改善を促される。正しき思いや行動(努力)をとれれば良き事が身の上に起き、正しき信念が心に備わる。故に「因果の法則」とは愛に満ちた宇宙の法則なのだと言えるのではないか。
こんな小難しい話しを、ジュニアにしてまーす!(笑)   マサ