「高橋ボクシング」ベクトル。


昨日休んだ分の「バンク登りダッシュ」を!

大事なのは「全力」である事と「フォーム」。僕らが目指すのは陸上選手での頂点ではない。だけど、いかに早く、いかに強く、を考えれば力を最大限逃がさずに前へと伝える事が必要。その為には正しいフォームが必要となる。
先日の「トップランナー」では西岡チャンプも「左ストレートに全ての体重を乗せるように意識している。力が逃げないように」と言っていた。
以前に「ベクトル」に関して書いたが、最近、住直に行っているフィジカルトレーニングの中でも僕が目を光らせているのが、「力を逃が(分散)さず、すべての力が同一方向に向いているか」という部分。
どんなに筋力、筋肉を付けたところで、それをうまく使えなければ意味が無い。筋肉隆々の選手が全く強くない場合も多い。これは何も考えずに漠然と筋トレをしてしまった結果なのだと思う。
僕は約8年間ボクシングをした。僕より長いキャリアを持つ人や成功した人は多くいるだろう。だけど、ボクシングを追求した、その密度では負けていない自信がある。
現役中は効率の良い体の使い方(身体操作)を身に付けようと合気道や気功の道場にも通った。ジムを開いてからは古武術やゴルフ、野球なども研究した。
「一万時間の法則」は、ただ一万時間行うという訳ではないと思う。「どうすれば更に良くなるのか」という方法論や上達法を常に追究し続けての一万時間なのだ思う。
「走る事」「パンチ」「キック」「ゴルフ」「野球」「経営」・・すべてに共通する大切な「ベクトルの合わせ」。
まだまだ住直へのダメ出しは続く・・       マサ

おまけ。日々考えた努力を・・