東福岡高校ボクシング部来ジム。

 
全国高校選抜大会に向け、東福岡高校ボクシング部が門司フィットネスに初来ジム。監督が替わり、熱心に出稽古に出ているようだ。

喬之は修学旅行の為欠席。うちからは住直、若貴。豊国から啓助とあと二人。東から4人。組合せを決めて練習試合スタート。

住吉と選抜大会を控えるTくん(九州チャンプ)とのスパー。高校生らしい下がらないボクシングで向かってくる為に住吉の課題も幾つか現れた。僕らは休み返上での練習試合だった訳だが、選手らにとっても、門司フィットネスとしても、今後に繋がる価値あるモノになったように思う。

啓助のジム以外の選手とのスパーを久しぶりに見た。向上は見えるが、やはりボクシングに「焦り」が強く見え、「落ち着き感」が足りない。よく相手を見る事。リズムの早さ(テンポ)に気をつける事。ディフェンスにもう少し気持ちを向ける事。
これは若貴にも言える事だが、昨日のスパーでは全般的に高校生や若い子にありがちなオフェンス重視なボクシングが多く見られた。
目先の勝ちを求めれば、「前へ」「攻撃こそ最大の防御」という戦い方が勝ちに近い事は確かではある。高校での約2年半の短い期間の中で成果を出す為には、前へと攻める事が必要なのも分かる。
それでも僕は、基本的に選手らの体や今後の事を考えて、極力「打たせないボクシング」や「攻防一体のボクシング」を指導していく方針だ。
「基礎と応用の両立を果たすには2年半では短いようにも感じるけど、やってやれない事はないでしょう。互いに試行錯誤しながら、そこを目指してやっていきましょう」と、そんな事を古賀監督とお話しした。
門司フィットネス、東福岡、豊国、と相まみえた練習試合は良い刺激になりました。また練習試合宜しくお願い致します。遠方からの出稽古お疲れさまでした。          高橋