課題から逃げるなよ~

高橋イズム

「会長の周りにはいつも、いっぱい問題や課題があるけど、お前らあるか?」と少年二人に聞くと一人は無いと言い、一人は2つぐらいあると言う。
「じゃあ、問題や課題があるって良い事?悪い事?」と聞くと心の勉強の成果か?「良い事!」と答えが返ってきた。
「なんでや?」と聞くと「成長するから!」と答えが返ってくる。
問題や課題に直面したとき、大変である事に間違いはないし、気も重い。
だけど、今だけを見ず、人生を長い目で見れば、この問題や課題は今、自分を向上させる為にあるのだと分かる。
一日の中にも、一週間の中にも、一ヶ月の中にも、一年、12年の中にも冬の時期があり、必ず春の時期も訪れる。
僕は現役の頃からボクシングをよく「ドラクエ」に例えている。大変だけど、どんどん経験を積んでレベルを上げて、武器や防具(技術)を揃えて、更に強い敵と戦い、最終的には大きな幸せや成功を手に入れる。それが面白くてやるのだと。だけど、このときにはまだ「心の向上」にまでは考えが及ばなかった。
基本的に人は心を向上させる為に生きているのだと思う。どんなにお金やモノや技術を持っていても、有名になっても、死んであの世に持っていけるモノは何もない。だから自身の「心の向上」や「人の為に」となったときにこそ人は強い生き甲斐を感じる事ができるのではないかと思う。
辛いとき、悲しいとき、厳しいとき、それはずっとは続かない。今一時。そしてその一時は「向上」する為にあり、辛ければ辛いだけ、春の訪れたときの喜びや向上は大きい。今の不況もそんな一時なのだと思う。
だから逃げてはいけない、というか逃げては勿体ないと思う。せっかく与えられた課題から逃げれば、「向上」が後回しになるだけ。
今、そのときは辛く厳しく感じいても、乗り越えた後の喜びや「向上する経験」を知れば人は逃げなくなるのだと思う。僕もジムを始めてからは何度もそれらを乗り越えてきた。だから今があるし、これからもある。     
若い子らにも、それをしっかりと教えていきたい。     マサ

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