別れ。

今日は門司ジム。春休みを終え、福岡に戻る事になった「Mrチャレンジャー遥平」が挨拶にやってきた。彼は九産大学を落ち、一浪して福大に合格した努力家だ。
入学前頃からジムに通ってきていた彼とは多くの話しをしてきた。そして今回の春休みを利用して「スパーリング大会」にも初チャレンジをした。まさに「Mrチャレンジャー」だった。
去年、ジムを去るときにはミニチュアグローブを購入し、「会長!何か言葉を書いてください!」と言うので考えて 「道」 と書いた。
俺も自分の信じる道を探し、進んでいく。お前も大学で自分の道をしっかりと見つけろ!という思いを込めた。
今回は「スパーリング大会」の門司チーム優勝で手に入れたミニチュアグローブを差出し、「会長!またお願いします!」と。
今度は迷う事なく書いた・・                「心」   
どんな分野でも世界でも、どんな課題や問題でも、とどのつまりは「心の向上」の為にある。お金や地位や何かを失う怖れなどに振り回されずに一番大切な「心」を軸に生きていこうという思いを込めた。
彼にも、現在の課題がある。すべては因果であり、学びであり、向上する為のモノである事を話した。大学のボクシング部に所属する彼は「自分なりに考えて頑張ってみます!」と新たな決意をし、堅い握手をしてジムを去った。
その後、元会員の谷川さんが数年ぶりにジムに来られた。下関ジムのスピードボールの鉄筋を取り付けてもらった後の「オープニングパーティー」以来だった。「毎日10回ぐらいブログ観てます。やっと来られるようになりました!」と嬉しい復帰のご報告。
去る者がいれば、また来る者もあり。まさに正負の法則ここにあり!って感じだった。
多くの別れと出会いを繰り返し、人は多種多様な学びを授かって生きていくんだろう。別れる時、どれだけの事を与える事ができただろうといつも思う。
「門司フィットネスボクシングジム」で学んだ事があなたの人生を少しでも良い方向に変えられたのなら、こんなに価値ある嬉しい事もない。           マサ