気づく楽しさ。

ジムではボクシングの基礎から応用技術や戦術、心構えまで多くの事を指導している。その中で僕が会員の皆さんに知ってほしいのが「気づく楽しさ」。
指導をある程度理解し、分かったつもりでも、それはまだまだ「気づいた」とは言えない。本当に気づいたときには衝撃的な感動(喜び)が沸き起こる。
知識と「気づき」は違う。本当の「気づき」とは頭ではなく、心から理解する事なんだと思う。これは二度と忘れる事がない。
僕はそれが楽しくてボクシングをやってきたのだとも言える。理想の姿を追い求め、強く欲し、多くのヒントを探し集め、長い苦労の末に遂に「気づく」。この過程(経験)の中にこそ本当の「気づき」があるのだと思う。
しかし、どれだけの人がこの長い過程を我慢し、「気づき」に辿り着く事ができるだろうか?
「気づき」は楽しい。大きな感動を与えてくれる。それは自分自身が確かに「向上」した喜びなのだと思う。
門司フィットネスのボクシングの中で「気づく」という経験を多くしてほしいと思う。それが日常の「気づき」にもきっと繋がっていくのだと思うから。
人は心的な「向上」をする為に「輪廻転生」し、何度も生まれてくるのだと思う。言葉を変えれば「気づく」為に生きているとも言える。
僕はボクシングの中では飛び上がる程の「気づき」を多く得てきたし、これからも得ていくつもりだ。生き方においても幾つかの大切な気づきがあった。「人の為に」「自分次第」「今できる事」など。
その他にも「因果」という法則から様々な「気づき」を得続け、皆にも「気づく」為のヒントを多く与えられるようにと日々心掛けている。
門司フィットネスボクシングジムで「気づき力」を養い、日常生活の中でも「気づき」を求めるような状態になれば、きっと人としての「向上」も飛躍的にアップし、強い生き甲斐を持って日々を生きられるはずだ。      
「気づく楽しさ」。それが僕の生きる一番の原動力なのかもしれない。         マサ