ボクシング道。

高橋イズム

ボクシングって「辛抱」を覚える為のスポーツでもあると思う。代表的なのが「減量」。朝のロードワークも日々の練習も試合での戦いも辛抱だらけだ。
だからこそ、ボクシングの楽しさを皆に知っておいてほしいとも思う。スパーリング後の充実感。ミット打ちの爽快感。知らない技術を覚えた時の感動。出来ないときの悔しさというエッセンスが出来たときの感動を更に大きくする事。自分自身の壁を乗り越えて得られる本当の勝利。
アメリカでは青少年の育成として用いられているらしいボクシングは、まさに「ボクシング道」とも言えるのではないかと思う。
だからこそ、挨拶や返事といった「礼儀」。目上の者に対する「言葉使い」や日々の「努力」。感情や怠慢を抑制する「自制心」。辛いトレーニングに耐える「忍耐力」・・といったモノを僕は大事にしていきたいと思う。
中にはボクシング技術だけを求めて来る者もいるかもしれないが、それは間違いだという事に気づいてほしい。
確かに門司フィットネスボクシングジムの売りは「技術」であり、「指導力」ではある。だけど「雰囲気」や「志」といった「精神性」を非常に大切にしている事を知っておいてほしい。
だから、ただ人より強くなればいい。ただ人に勝てばいい。なんていう自分本位な考え方の人間に僕は僕のボクシングを教える気はない。
「人として」どれだけ向上できるかという課題に対して、「ボクシング」というスポーツをいかに役立たせる事ができるのかがボクシング指導者としての一番の仕事なのだと思う。
社会人の方のストレス発散もダイエットも健康増進も大いに結構だけど、青少年に対しての指導は「ボクシング道」という思いで厳しく、ときには楽しくおこなっていきたいと思う。         マサ

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