ボクシングの神様。

昨日から始まった豊国のインターハイ福岡県予選に僕は行かなかった。昨日は一年生でデビュー戦となる、つかさの試合があったが、彼の選手としての練習に取り組む姿勢が間違っている事を感じ、僕のいる曜日はジムに毎日来るように命じた。しかし彼は来なかった。そして昨日、勝てるだろうと聞いていた相手に僅差の判定で負けた。
昨日の試合に行くか行かないか、ギリギリまで迷った。行かないのは「自分本位」な考えか?それとも「彼の為に」という思いか?行くのは「自分本位」な思いか?それは「彼の為に」なるのか?と何度も考えた。
行けば、アップも手伝うし、試合前の心構えも説く。試合中も大きな声で指示を飛ばして応援する事になるだろう。行って、それをしないのも不自然だ。しかし、努力を怠った彼に今、僕の力を貸す事は甘やかしであり、彼の為にはならないと思った。
「因果応報」。甘やかさず、屈辱的な初戦敗退を与えてくれたボクシングの神様は厳しくも温かいと思う。この先、この負けが有り難いと思えるように、今後の指導をしていきたい。      マサ
PS 本日おこなわれた二回戦。啓助、判定勝ちで準決勝へ駒を進めました。準決勝、決勝は来週の土日です。