10年後。

高橋イズム

今日は、ジムで今後の進路についての相談を受けた。僕の経験から「導き」や「追い風」と「向かい風」。「自分の人生は自分で創る」という話しをした。
それでも決断できないのは「10年後」の自分が見えていないのが原因ではないかとも話した。
ジムを始めて今年で10年目。いつかは世界チャンピオンを育て、日本一のトレーナーになるという一つの目標は今も変わらない。
だけど、その動機も変わり、その他の目標も徐々に浮かんできている。ここ最近になって、もう少し具体的に「10年後」がイメージできるようにもなってきている。
「10年後」がイメージできれば、「今できる事」は必然的に決まってくる。だけど、何も焦る必要もない。
「千里の道も一歩から」や「ローマは一日にして成らず」という言葉でも表されるように、例え大きな目標があったとしても、一日一日を地道に「向上」を目指して進んでいくしかない。本当の成功への道に、「近道」や「楽な道」なんかないだろう。
人の本当の幸せも、多くの苦労や大きな試練を乗り越えてこそのモノだと思う。楽を望み、「自分本位」な生き方をすれば、本当の幸せや成功という感動を一生味わう事はできないだろうと思う。
僕も初めから「10年後」が見えていた訳じゃないし、今だってはっきりと見えている訳じゃない。
何かをしたいと考えたとき必要なのは「技術」と「人間力」。昔から「芸は身を助ける」という。誰にも負けない特技がある事と強い人間力。これさえあれば、何も恐いモノはないのではないかと思う。
そしてこの「人間力」の中には「情熱」「器量」「辛抱強さ」「自制心」「探求心」「継続力」・・そして「人の為に」といった様々な「心」が含まれる。
ボクシングを通じて会員や選手らが、そんな「人間力」を身に付けられるような指導を心掛けてはいるが、僕もまだまだ未熟者なので、なかなかに難しい。指導も「自分次第」だなといつも痛感している。(汗)。
毎日毎日わずかな「向上」でもいい。「昨日より今日。今日より明日」とボクシングも人としても、10年後を楽しみにできるような生き方をしていく。
「10年後を考えて今を生きる」これもひとつの考え方かな。         マサ

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