HKボクシングジム、初来ジム。

数週間前に「スパーリング」の申し込みが下曽根にあるHKボクシングジムからあった。10月31日に福岡ジムの興業でデビューする選手の強化を図る為の出稽古だ。
先週の土曜日がその日だった。夜9時、下関ジムから門司に戻ると、HK会長とマネージャーらしき女性と選手の三人がすでに来られていた。
住吉は今、左肩を痛めているので今日はスパーができない。早急に直人を練習に入れ、スパーの準備を急いだ。
その間、HK会長と話しをする中で、「寅年の同い年」という事を知り、一気に距離が縮まった。(笑) 

スパーリングスタート。相手選手はまだデビュー前という事で直人が加減をしながらのスパーだったが、ライアーを操り、これまでにない良い動きを見せた。

今やっているフィジカルトレーニングの成果もあるのか?フットワーク強化の産物か?とにかく過去最高の動きを見せた事は確かだ。
終わって、「会長・・ライアーが・・」となぜか悩んでいる様子の直人。見ていた住吉も認める「過去最高の動き」に気づいていない直人。(困)
今、「高橋ボクシング」の向上に伴って直人のボクシングも急激な向上を見せているように感じている。今まで鈍かった体の動きが軽やかになりつつある。それはボクシングだけでの事ではなく、様々な経験から直人の心が広がっていっている事を示しているように思う。
去年は惜しくも逃した「住直、全日本W入賞」という目標。11月の山口全日本での目標も「住直、W入賞」と変わらない。その後の目標もある。
それらの目標があるからこそ、ボクシングも高められるし、選手らも頑張っていける。でも僕は明確な目標がなくても、常に向上を目指す事ができる。それでも、やはり明確な目標があるとペースが上がる事は否めない。
今回はHKボクシングジムの初来ジムがあったが、同世代のジムも増えてきているようで、どんどんボクシングの輪が広がっていくと嬉しい。
お土産ありがとうございました。次回からはお気遣い無く。また再来週も来られるという事で、そのときはよろしくお願いします。       マサ