水曜日。

 今日は小倉駅ビルにある「ふじひら内科」で甲状腺(バセドウ病)の検査だった。
検査結果が出るまで、約1時間半ほど買い物に出た。冬物の服や靴を探すが気に入ったモノやお目当てのモノに出会えず・・
「買い物」ってすごく感性磨きになる。いつ着る?どこで着る?誰と着る?長く着れるか?今の自分に似合うか?値段は妥当か?他の服や靴と合うか?どのジャンルを選ぶか?・・いろんな事を想像しながら考えながら、見て回るし、店員ともたくさん話す。
「ファッション」ってボクシングに通じる事が非常に多い。
ボクシングで俗に言う「センス」ってのも、「ファッションセンス」に通じる。要は「選ぶ力」。
ボクシングでは、自分に合ったスタイルや技術、心の待ち方を、どれだけ早く見つけられるかが大切だ。合わないスタイルでやっていても成功する可能性は低い。
そんな失敗から新しい「自分のスタイル」だって生まれる。ポンサクレックに負けた後の内藤大助のように。
買い物でも「良い物を長く」が僕の基本なので、そうそう簡単には買えない。それも若い頃の多くの失敗(後悔)があっての事。動けるだけ動いて、買ったのはシャツ一枚。
強いこだわりが僕を苦しめている事は分かってはいるが・・これが僕の生き方だ。
病院に戻って検査結果を聞く。
病状を測る数値が、8年前に入院したときが40、再発した先月が20、今日が9、正常が3、って事らしい。
薬と気功が効いてか、順調に回復中。先生いわく来月中には正常値まで落ちる予定。
スパーリング大会は終わったが、11月17日からの住直の「山口全日本」、12月4日の「結婚式」、クリスマスの「全日本社会人」・・と、僕を鍛えてくれる課題はまだまだ続く。       マサ