合同練習。

今日は久しぶりに啓助とつかさが日曜日の住直の練習に加わった。
先日の新人戦(県大会)で啓助もつかさも優勝し、月末に九州大会を控えている。僕が見てきた中では一年生で優勝したのは、つかさが初めて。
つかさの頑張りも当然あるが、ここにはキャプテンとしての啓助の力があった事は間違いない。
優勝したとき、啓助から「仲間が勝って初めて涙が出ました。ボクシングから多くを学んでいます。」とメールがあった。
ある事情から、豊国ボクシング部とは距離を置いているが、今の彼らが望む限り、ジムに来る限り、彼らへの指導をやめる気は無い。
ジムに来る日は以前と比べて、かなり少なくはなったが、そのわずかな時間に思いを込めて、ボクシングも心も多くを教えていきたいと思っている。
僕から離れても、多くを学んで成長している二人。志半ばに辞めていった選手達も、きっと、あらゆる世界で多くを学び、人として大切な事に、いつか気づくときが来るのだろう。
そんな彼らの人としての向上を気長に願っていきたい。
今日は住直の練習相手としても有難かったが、彼らの練習としても全日本ランカーである住直はこれ以上にない最高の練習相手だ。
先輩達からも多くを学び、立派なボクサーであり、人間になっていってほしい。     

直人VSつかさのシャドーマス。つかさに啓助の声がバンバン飛ぶ。

住吉VS啓助のマススパー。今日の住吉はいつもと違った。きっと亡くなったおじいちゃんへの思いがボクシングに込められているんだろう。
人は「人の為に」という思いを持ったとき、大きな力が沸く。そして、そんな思いを持った子達を人も神様も僕も放ってはおけない。
住直の全日本W入賞。啓助、つかさの九州大会での大きな向上を願い、「今できる事」を。   マサ