直人、準決勝試合内容。

本日の準決勝の相手は日連推薦の駒沢大学の選手。
昨日の日大キャプテン福原くんとの試合を観て、長身でパンチのある、まだ荒削りなラフファイターだと感じた。
それだけにやりにくさや危険を感じる相手でもあったが、ウイークポイントを掴んではいた。

一ラウンド。その作戦がうまく使えていない。
二ラウンド。作戦に反し、距離を詰めて戦おうとする直人。

勝負的には負けてはいないが、作戦どおりにボクシングが出来ていない直人に懸命に「声」を飛ばす。この一戦で僕の声は潰れた。

勝負的にも、気持ち的にも、フィジカル的にも負けてはいなかった。しかし今年も1ポイント差での惜敗という結果が「来年に向けて、あともう少し頑張れ!」という神さんからのサインなのだと思う。

二階級上げての三位入賞という目標は果たしたものの、決勝進出を惜しくも逃し、悔しい。

それでも、やはり三位入賞は嬉しい。応援に来てくれたお父さんお母さんと。お父さん!なかなか決まってますよ!(笑)
「準決勝はご褒美や!思い切りいって楽しめ!」と直人に言った。その言葉のとおりに作戦を無視して気持ち良く思いっきりいってしまった直人。(笑)
前年は1ポイント差で三位入賞を逃し、二階級上げた今年は1ポイント差で決勝進出を逃し、目標にしてきた三位入賞の「喜び」と、決勝進出を逃した「悔しさ」の両方を味わった事は「人として」そして今後のボクシング道として大きな価値がある。
フィジカル的な努力の確実な手ごたえを得る事は出来たが、ボクシング技術の習得不足もあらわになった。
ここ数ヶ月、体調を崩して住直に対する技術的な指導がおろそかになってしまった僕の姿を直人の結果があらわしているのだとも思う。ここに僕の課題が・・

まあ、なんにせよ目標達成は立派!よくやった!来年は更に上を目指す!     マサ