第七回スパーリング大会!10 ベストバウト。


「里ホンダ」VS「コッヒー小平」の一戦。

互いに強い思いを込め、この試合に懸けてきた事を感じさせる好勝負。

厳しい戦いの前に自分自身との戦いに勝利し、リングに上がったコッヒー。コチラ

里くんの厳しいボディ攻撃が効き、レフリーの僕が詰め寄った瞬間、コッヒーの目が見開き・・

激しいラッシュで応戦!僕が知るいつものコッヒーなら、あのままダウンを奪われていたはず。コッヒーを支えたのはまさしく「陰の努力」。
良くも悪くも試合のリングで嘘はつけない。前向きな心が、日々の努力が、懸けた思いが、試合のリングではあらわになる。
1年前のMVPから一転、前大会では多くのダウンを奪われ、惨敗を喫したコッヒー。それでもめげない打たれ強さがコッヒーの強み。そして挑んだ今大会。
スキルの高い「里ホンダ」の評判に不安は募る。それでも試合までの毎日「今できる事」をおこなって、自信を持って試合に挑む事が出来たコッヒー。
里くんも初出場ながら「コッヒー小平」という難敵を相手にプレッシャーはあった事だろう。故に忙しい仕事の合間を縫い、精力的にジムワークをこなした。
そんな二人の熱い戦いに、レフリーの僕の胸も熱くなった。

「相手選手(困難)は敵ではなく、自身の心を高めてくれる有り難い課題だ」と言う僕の言葉の意味が二人には充分に伝わった事だろう。

これぞ門司フィットネスボクシングジムのスパーリング大会!という熱い試合にスタッフ全員一致の「ベストバウト賞」が贈られた。
敵は外にはいない。自分の心の中に敵はいる。ボクシングも人生も「自分自身」との戦いだ!
「コッヒー小平」、「里ホンダ」   ナイスファイトッ!!     マサ