ハンマ裕一朗。


5日のデビュー戦まで、あと少しと迫った裕一朗。不定休のバイトの為に、僕が課すジムワークの量はこなせていない。

しかし、先日の3分3ラウンドのスパーでは、確かな向上とスタミナを見せた。ジムに通えない日でも行ったであろう「陰の努力」は体つきにも表れているように感じられる。

ボクシングを始めて、約2年。選手を目指しては、まだ二、三ヶ月だが非凡な才能は感じられる。以前から話していた「器用貧乏」とならぬ事が裕一朗の一つの課題。
物事に短期的な成功はない。長期的に成功してこそ、本当の成功と言えるのだと思う。努力の分だけ、苦しみの分だけ人は強くなれる。それが「因果」ってモノだ。
掲げた目標までに、人として様々な試練や課題が表れる。それらに負けず、自身で考えた言葉「困難歓迎」という思いで、それらを楽しんで乗り越えていってほしい。     マサ