第七回門司フィットネスボクシングジムスパーリング大会DVDエンディング。

今回のスパーリング大会DVDのエンディング曲には非常に強い思いを込めました。
「東日本大震災」が起き、3月のスパーリング大会の自粛も考えました。しかし、よく考えてみると僕らが自粛したところで、それは前向きな行動ではないと思いました。
大会の中で、皆さんに話し、義援金を集め、少しでも被災地の為になる事を心掛けました。そして僕らの「挑戦」が被災地の方々の心と繋がっている事を信じていました。
12月の結婚式で歌った中島みゆきの「糸」。編曲は日常ロック直江さん、映像は中川編集長が手掛けてくれた。
結婚式で「愛だ」「恋だ」の歌を歌いたくなかった。今まで僕らを育ててくれた親、仲良くしてくれた友人、ボクシングの仲間、ジムの仲間達に対する感謝の思いをそこに込めた。
そんな曲を二次会では盛り上げる曲として「糸ロック」に編曲し直してもらい、生バンドで歌って、その日一番の盛り上がりとなった。
そんな曲を日常ロック直江さんが記念CDにしてくれるべく、レコーディングを行った。
3月のスパーリング大会前頃にデモが出来たと直江さんから連絡があり、デモを聞いた。ビビッときた。しかもこのタイミング。
中川編集長にも聞かせ、「エンディングにどうか」と聞いた。
「糸」という曲があまりにも、今の状況にぴったりな曲であり、今大会の趣旨に非常に沿っているように強く感じた。  
手前味噌かな、という思いもあったが、自らの声で伝えたいという思いに嘘はない。
エンディングに使用する事が決まり、東北の人に、伝えたい、元気になってほしい。という思いをYouTubeで発信する事を念頭に置きながら直江さんとの試行錯誤が数週間続いた。
音と画を合わせ、完成したエンディングを観たら、戦った相手と多くの会員が手を繋ぎ握手をしている。
意図してではなく「相手は敵じゃない、相手は自身を高めてくれる有り難い課題」なのだと感じられるモノになっていた。
そこに「困難な出来事は自身に与えられた有り難い課題」である事が反映されているようにも思う。
スパーリング大会DVDが完成し、二週間が経った。そろそろYouTubeにアップしてもらおうと考えていた矢先、データが消えてしまい、アップできないという事が起きた。
中川編集長に思いを伝え、なんとか復旧してもらった。
そんな事もあり、尚更に思いの込もったエンディングとなりました。コチラ

被災から三ヶ月が経ちましたが、まだまだ復興への道は遠いようです。これからも僕らに「今できる事」を行っていきます。
最後にエンディングの挨拶をここに書いておきます。        マサ
   『東日本大地震にて被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
   すべての人の心は繋がっていると思います。
   僕らの思いが、行動が、挑戦が、被災された方々の心に伝わる。
   それらが被災しなかったすべての人に与えられた「使命」であるよう
   に感じています。
   義援金や救援物資、献血、ボランティアなどの直接的な行動も、
   日々与えられる困難や課題に挑むという一見、無関係とも思える行動も、
   すべてが被災地の「人の為に」僕らが「今できる事」なのだと信じています。
   被災地の復興と、被災者の方々のあくなき挑戦を門司フィットネスボクシン
   グジムはこれからも応援していきます』