貴、決勝戦試合内容。


1年生で初の県大会を優勝し、そして九州大会の決勝までやってきた貴。門司フィットネスから離れ、自身に鞭を入れながら頑張ってきたのであろう事が、ここまでの試合からも強く感じられた。

「勝負はもう決まっとる。どっちが多く努力してきたかが、試合では出るだけなんや」と話す。

序盤は若干リードながらも、中盤に相手選手のカウンター攻撃にピンチを迎えた貴だったが・・

そのピンチも強い気持ちで跳ね返し、主導権を譲らなかった。

貴も渾身の勝利!

勝って涙が溢れる貴。きっと多くのプレッシャーや思いがそこにはあったんだろう。よくやった。

昨日の準決勝で悔し涙を飲んだ若と話す。

川谷さん一家も若を励ましてくれる。感謝。

ボクシングの為に人生があるんじゃない。人間的成長の為にボクシングがあるのだと僕は思っている。勝ちという結果からも、負けという結果からも 有り難い 「課題」 が与えられる。 それを理性的に捉えられる感性が必要だ。
勝っても負けても、歩みを止めずに改善し、挑戦し続ける事が最終的な勝利や成功を手に入れる為に必要な事なんだと思う。

この九州大会では、県大会では学ぶ事ができなかった多くの事を学んだであろう若貴の今後の頑張りを見守っていきたい。次は山口国体を皆で戦える事を願っている。貴おめでとう!若も次がある!自分に負けずに「今できる事」や!  会長