住直の対戦相手決まる!

報告が遅れましたが、アクセル住吉、バーニング石井の対戦相手が遂に決まりました。
住吉の対戦相手は中間選手。直人の対戦相手が丸岡選手。共に神戸のVADYボクシングジムの選手達です。
VADYボクシングジムは今、スーパーバンタム級の東洋太平洋チャンピオンのいる勢いのあるジムです。
今から一ヶ月前、初自主興行の試合がまだ一試合も決まっておらず、僕は早くも窮地に立たされていた。
毎日掛けていた電話を止め、僕は考えた。
マッチメイク、そしてプロボクシングの自主興行、こういったモノは僕の何を、僕のどんな成長を促しているのかと。
そして答えが出た。コチラ
残すは住直のマッチメイクのみ。人を「認める」事の大切さを知った僕に躊躇はなかった。
住直と同階級でB級A級選手のいるジムを調べ、西部地区、関西、関東まで毎日ジムの開く夕方から夜10時頃まで営業業務と並行して電話を掛け続けた。
試合が決まっていたり、怪我や練習に来ていなかったり、引退していたりと様々な理由で対戦相手は決まらない。住直のアマチュアキャリアが故に敬遠された部分もあったのかもしれない。
選手の為に、観に来てくれる皆さんの為に、それでも諦めずに掛け続けた。そのおかげで多くの会長やマネージャーさんとお話しする事ができ、元世界チャンピオンの川島さんやセレス小林さんなどともお話しする事ができた。
金銭面、誠意、待遇など、受けてくれる相手にとってのメリットや心情もいろいろと考えた。
試合一ヶ月前を期限とし、対戦相手が決まらない場合は事前に頼んでいるタイのマッチメイカー青島さんにお願いする事になっていた。
そして、調べたジムすべてへの電話を掛け終わり、運命の7月19日が迫った。
7月15日(日)。スイム&ラン警備とジム営業が終わった夜7時頃。神戸のVADYジム高嶋会長から電話が入った。
約一ヶ月前に884会長のつてで頂いていた「7月14日の試合で怪我が無ければ受けます」というお話の返事だ。
        「怪我もなかったのでお受けします」   「ありがとうございます!」
これで遂に直人の対戦相手は決まった!住吉はタイの選手やな・・と思った矢先に高嶋会長から意外な言葉が・・
        「もう一人、下関に行きたいと言ってる選手がおるんですけどどうでしょうか?」
            !!!!!っ!! 「是非お願いしますっ!!」
体重の事で当初に考えていた対戦とは違う組み合わせになったが、こうして住直の対戦相手は揃って、今勢いのあるVADYジムの選手に決まった。これはきっと面白い試合になる!
いつも選手らが走っている住吉神社で手を合わせて祈ってきた。
「TEAM関門JAPANと自分自身が人として大きく成長し、そして観に来てくれる皆さんに勇気と感動を与えられる最高のマッチメイクをお願いします」と。
人事を尽くして天命を待つのが僕のやり方。これって正直かなりキツイやり方。
そして7月15日。天命は下った。至福の喜びと感動が僕にはあった。
このマッチメイクという試練で、僕は間違いなく成長した。より強く感謝を知った。僕は勝った。すべては「自分次第」なのだという事への確信が更に強まった。
プロ加盟、住直プロデビュー、初興行準備、マッチメイク、営業活動、と次々に与えられる僕への課題。
僕は負けなかった。選手らにも 「自分に負けるな!」 と魂を込めて言う事ができる。
「人の為に」「自分次第」「今できる事」という思いに気づいた20代。それから約10年後の気づき「認める」。
僕の人生の闘いは半分ぐらい終わったような気さえしているので、「俺、今死んでも悔いはない」って言ったら嫁に怒られた。(^_^;)
人事を尽くして天命を待った最高最善のマッチメイクが決まりました。VADYジム高嶋会長は電話の応答からも負けや挑戦を恐れない男気のある会長だと感じました。その思想に影響を受けた選手達が揃っているように感じます。
そんな彼らと関門JAPANの対戦が面白くない訳がない!
有亮も正樹も自分に負けずに、自身の壁を破るべく頑張っています。他の選手達もきっと同じだと思います。
その思いが、その努力が、リング上で熱く熱く燃えあがります!
8.19 勇気と感動の「関門JAPANボクシングジム」初興行in海峡メッセ お見逃しなく!!会長