神戸W日本ランカーまで、あと12日。
GWあと二日の今日は、住直のスパーリング相手に僕の教え子で元豊国ボクシング部キャプテンの啓助を呼んで課題の確認をした。
だいぶ現役から離れてはいるが、身体能力の高い啓助だからこそ見えた課題と幾つかの確認ができた。
啓助、病み上がりのところすまんかったな。(^_^;) おかげでいい練習になった。
終ってすぐにアイシングをするのが直人の常になっている。体のケアもプロになってから学んだ一つの成長。
練習が終わって住直らに話す。
目標や夢を叶わせる為には 「努力」「才能」「執念」 そして人としての力、「人間力」が必要なんだと。
そして試合まで、あと12日。僕らが今一番伸ばせる部分はこの「人間力」にあるんだと。
試合前、興行前、何か大きな勝負の前、僕にはいつも大きな課題が表れる。それは苦しい苦しい課題だ。
努力はしている。自分の持つ「才」にも自覚がある。あとは、人として・・
この部分にいつも勝負の鍵が隠され、求められているようだ。
もがき、苦しみ、耐え抜き、強い執念が生まれ、そして導き出した「人として」の答え(成長)がいつも僕に「勝ち」を確信させてきた。
だからこそ、目先の勝ちや利益より「人間的成長」が大事だという考えは変わらない。
ボクサーに限らず、目標や願い、夢を叶えるとき、「成長」するしか術はない。努力を積み、苦しみに耐え、人として成長していけばいつか必ず願いは叶う。
だけど、このW日本ランカー戦は勝ちに行く。もう十分にそういう時期だ。その為に必要なのはボクサーとして、人としての「成長」!
もがき苦しみ答えを探せ!そこに真の成長、そして夢に近づく大きな一歩がある。 会長