バーニング石井(関門JAPAN)VS奥田翔平(真正) 試合内容。


バーニング石井の入場曲に合わせてリングまでの導線を行く。

「信は力なり」を背に・・

バーニング石井リングインッ!

青コーナー!関門JAPAN所属~バーニング石井っ!!

日本ランカー獲得の為、大事な第1ラウンドが始まった。

ここで予想外の事態が・・奥田選手のファイトスタイルがビデオで観た通常のスタイルから左手を下したデトロイトスタイルに変わっている。
パンチのある奥田選手のスタイル変更に戸惑いながらも手数を出し、ペースを握った直人。

インターバル中。「パンチあるか?」 「あります」 と確認。 そしてデトロイトスタイルに対する攻略法を授けるが、パンチがあるだけに攻め込むには「勇気」が必要だ。そしてもう一つの作戦(フィッシュ)もうまく使いたい。

第2ラウンド。ハードパンチの奥田選手の懐に果敢に踏み込みパンチを当てにいく直人。

前回の試合でも見せたサウスポーへのスイッチで流れをコントロールし、左ストレートが幾度かヒット。
しかし、奥田選手も強い精神力でひるまず強打を振るってくる。
その後も一進一退の攻防が続き、第4ラウンドを終えた。

インターバル中。「俺の採点ではここまで1ポイントリード。やけどこのままじゃアウェイでは勝てん。あと2ラウンドが勝負や!」と気合いを入れる。
それに応え、5ラウンドは直人がリードし、いよいよ最終ラウンドへ。

が・・最終ラウンドに痛恨の右フックが入り、ガクンと腰が落ち、ピンチに見舞われる直人。
必死に堪えながら応戦。

その後、気持ちで上回り、直人が盛り返したところでゴングが鳴った。

アウェイでこの戦いでは、判定になれば厳しい事は予想できた。

59対55 奥田! 59対57 バーニング石井! 58対56奥田! 2対1の判定で奥田選手の手が上がった。

日本ランキング獲得に向けて残念な結果にはなったけど、緊迫した激闘に神戸まで応援に来てくれた方々も「面白かった」「感動した」「涙が出た」と大満足な様子。
試合を終えた直人は控室にも戻らず青コーナー側の応援席を回る。そんな選手あんまり見た事ないぞ。笑
関門の激闘王バーニング石井は、ここ神戸でも「勇気」と「感動」を存分に伝えられたようだ。
直人が更に上を目指す為に必要な要素や課題は分かっている。直人自身もそれを痛感したようだ。
この試合が、また直人を強くし、目標の日本か東洋のチャンピオンまで登り詰める為のターニングポイントだったと思えるように頑張っていきたい。         
バーニング石井への多くのご声援本当にありがとうございました。    会長
PS 奥田選手、真正ジムの皆さん、価値ある貴重な経験をありがとうございました。