ジュニアスクールの約束。


今日のジュニアスクールでは半分以上の時間を使ってみんなで「ジュニアスクールの約束」を決めました。
これまでのジュニアスクールでは特に規則は作ってきませんでした。それは子供が持つ本来の元気や自由意志を抑えたくないという思いからでした。

しかし、ここ最近のジュニアスクールはそれでは難しい状態になっていました。

いい企業には多くの「理念」や「規則」があります。学校にも校則があり、国にも法律があります。

それらは人を裁き、罰する為のモノじゃありません。みんなが楽しく幸せに暮らせる為のモノなのだと思います。

だから子供達と決めた「約束」も子供達がよりよい練習ができ、成長する為のモノです。

ここ最近、約束も決まりも作っていないのに子供を叱っても、注意してもあまり意味がないように感じていました。

まだ増えたり、変わったりするかもしれませんが、とりあえずみんなで決めた約束です。

・挨拶は大きな声で相手を見てする事。
・返事は「はい」と大きな声で。
・話している人の方を向いてよく聞く事。
・ジムの中で走らない。
・けんかをしない事。
・最後まで諦めない事。

その後、A,B,Cというチーム編成をして個別に練習をするという話をして、ランニングへ。


 Aチームに入る為に今までにないぐらい必死に走った子もいたし、Aチームに入れなくて泣いた子がいたのには驚きました。


いつも遊んで暴れている彼らにも強い向上心やボクシングを習いたいという気持ちがある事が分かりました。

やはり子供だけの問題ではなく僕たち大人がどう導くのかという事が大事なんだと実感しました。

このチーム編成は毎月第1回目のジュニアスクールで行います。基準は「人としての態度」と「練習に対する熱意」です。「能力」は問いません。

 今後も彼らの向上心に火がついていく事を期待しています。     会長