「高橋ボクシング」効率。

僕が目指すボクシングは最小の力で最大の効果をあげる動きやパンチを打つというモノです。(駆け引きや戦術もありますが・・)
その為にはシフトウエートや回転などが必要です。
そしてそれらの力をいかに逃がさないか。ここも重要です。
効率が良いという事は楽だという事です。楽だからいいんじゃなくて楽だからたくさん動けるし、最後までしっかり動く事ができるという事です。
力で動き、力で打てば疲れます。まったく力がいらないという訳ではありませんが過剰に使わないという事です。
これはマラソンに似ていると思います。常に自分のペースを保ち体力を過剰にロスしない事。その体力を42.195キロに振り分ける事。楽してゴールするんじゃなくて効率良く走り、すべて力を出し切って最高のタイムを出す事。
効率良く動けるようになるにはかなりの努力が必要です。一朝一夕に習得する事は無理ですから。
何も考えず体力付けてバリバリ筋トレしてスパーすれば一瞬はリードする事ができますがその後の伸びしろを考えるとそのやり方はできません。
先に苦労して後で楽をするのか? 楽してずっとキツイ思いをするのか?
そこがスタートの「高橋ボクシング」でありました。     マサ