お説教。

ここ数日、選手や選手志望者達に心構えを話しています。
選手達へは日常の生活の中での様々な課題から逃げずに一つ一つをしっかり受け止め、解決する事。失敗の中からの学びを無駄にしない事。を話しました。
毎日の練習や仕事は上を目指す者なら誰もがやっています。じゃあどこで差を付ける?俺のボクシング技術?ちゃうやろ!それだけじゃ足りん! 自分達の心を鍛え、応援される人間であり、何事にも対応できる人間になる事ではないんか?とも言いました。
12月の「全日本社会人選手権大会」までに今の自分が人間として、ボクサーとして、少しでも成長するように努力する事を課題として与えました。
二人とも今、優勝の可能性は充分にあります。まあ、相手にもよりますが運も実力の内。その運をどこまで引き寄せる事ができるのかは12月まで課題をどれだけしっかりやってきたかの証となるでしょう。
また選手志望の中学生2人には選手としてのあるべき練習態度について話しました。
僕は中途半端な選手を育てる気はありません。中途半端にやるなら中途半端な感動や学び、成長しかありません。
ジムには多くの会員がボクシングを楽しみに来てくれています。そんな中途半端な選手の為に僕の時間を多く掛ける事はできませんから。
選手を目指す者は篩(ふるい)に掛けます。最低限の選手としての条件を与える事によって。
「こいつを勝たせてやりたい!」と心から思える選手、人間でなければ僕だって不完全燃焼してしまいますから。
人から応援される人間でなければ人生においての成功もあり得ないと思っています。
選手達に言う言葉は自分自身に言っているのと同じ事です。(^_^;)
                               マサ