カミングアウト。

今、選手達に与えられた課題は年末の「全日本社会人選手権大会」。僕に与えられている課題は親友の結婚式の友人代表のスピーチです。
この課題は僕にとってはとてつもなく大きな課題なんです。
子供の頃「吃音」(どもる事)があって、今ではほとんど治りましたが、多くの人の前でまじめな事を言うという行為にトラウマ的な思いがあって大の苦手なんです。
僕を知る人からすれば、えー!とお思いでしょうが本当の事です。
ふざけたり、自分のペースでの事なら大丈夫なんだけど、結婚式のスピーチとなると話しは違います。
友人からスピーチを頼まれたとき、理由を言って一度は断りました。
今、僕が選手達に言っている事。指導している事。「人の為に」「覚悟」「今できる事」に嘘はつけないと思い、やはり引き受ける事にしました。
彼は僕の青春時代の何者にも代える事のできない親友です。彼の為なら「覚悟」は決められるし、きっとそれが自分にとっての成長になるはずだと思いました。
2か月前から結婚式に向けての心構えを固めてきました。その間に「熱血テレビ」の生放送や「ゲバゲバサタデー」というラジオの生中継に出演もしました。
この経験は神様が僕に与えてくれた準備練習だと思っています。
「人の為に」働くとき、必ず救いの手が差し伸べられます。
そのときそのときに、今の自分にギリギリ飛べる高さのハードルを用意してくるので結構しんどいですけど・・(^_^;)
10日前から原稿作りも始め、ジムの皆に聞いてもらって何度も何度も練り直しました。
母と姉の意見で大きく練り直したときには、何かが弾けた気がしました。
式当日まで「今できる事」をやり抜こうと「覚悟」も決めていたのでスピーチの練習はジムが終わって一日1時間。昨日は門司港レトロと門司港駅で。今日は住直を連れて、小倉駅、魚町銀天街、堺町公園に度胸付けに行きました。
やるだけやった。もう不安はあまりない。あとは周吉の為に、自分の為にも式直前まで、しっかり準備します。(式場には2時間前に入ります。)
「人事を尽くして天命を待つ」そのときまであと2日・・     マサ

まずは小倉駅で。住直も全日本社会人に向けて、度胸試しの便乗。

もう少し人を求めて魚町銀天街に移動。

もっと人を求めて最後は堺町公園へ。

度胸付けを終えて車へ戻るとき「なんか楽しいな?俺、良い弟子持ったな~」と住直の肩を抱いた。
共に戦い、共に成長していく。こんな関係いいと思います。(^_^)    

おまけ。僕のあとをよそ見しながらついてくる住吉を直人がパチリ。