多くのドラマ。

今大会も多くのドラマが生まれました。まずは住吉の検診での失格という激震も走りました。
直人の初の二回戦突破!そして準決勝の不可解な判定負け。
でも、どれもこれも意味があります。
住直に与えられたメッセージを二人も感じ、僕も感じた。「神様そうくるか~」って。(笑)
そして直人の成長を強く感じた大会でもありました。準決勝のリングに上がる前に「みんなの為に頑張ってきます。」と言った直人に誇りさえ感じ、勝利を予感させました。
結果は僅差の判定負けでしたが、まったく負けたとは思っていません。
ただ、まだ優勝するには時期が早かっただけなんだと思います。
住吉も勝てる大会を二年続けて落としました。原因は本人も十分に分かっています。
全国W優勝の大感動は来年に持ち越しです。
試合前に直人が気負っているときに僕が言った言葉。
「試合とは今まで勝つ為にやってきた練習や考えや日頃の行いが正しかったかどうかを相手と試し合う事が試合なんであって、勝敗はその結果でしかない。だから今までやってきた事を信じて、リングに上る直前まで準備する。結果を求めて練習するけど試合は結果を求めずに気負わず、こだわらずに今できる事に集中する事が勝ちに近づく一番の方法だ。」
そしてこう付け加えた。
「時期もあるからな」って。
ボクシングは人生の縮図である事を痛感し、またも多くを学んだ大会となりました。                       
                              マサ
追伸 住直の試合に協力して頂いた山口県連の皆さん、本当にありがとうございました。
ジム会員の皆さんにも長い間留守をし、ご迷惑をおかけ致しました。
またひとつ成長した門司フィットネス陣にご期待ください。