「イチロースペシャル」を観て。

お正月にあったプロフェッショナル~仕事の流儀~「イチロースペシャル」を見逃し、悔やんでいましたが、ジム会員さんがビデオを録っていて、「イチロー好きなんでしょ?」って貸してくれました。ありがとございまーす!(^o^)丿ちなみに好きとかじゃなくて凄く興味があるだけなんですが・・(笑)
昨日は夕飯を食べながら「エンタの神様」を観てから「イチロースペシャル」を観ました。
先日の「イチロートークスペシャル」を観ていたのでイチロー選手の考えや思想はだいたい把握できていました。
どちらかというと、イチロー選手の思想というよりイチロー選手の現状が紹介されているという内容でした。
その中でも一番印象に残ったのが、シアトル球場内にあるイチロー専用のトレーニングマシーンを前にして話したイチロー選手の言葉でした。
住吉レポーターの「メジャーリーガーのように体を大きくはしないんですか?」という問に・・
「僕の体には神経が張り巡らされていて、自分のイメージどおりに体を動かす事ができます。それが僕の強みなので筋肥大させずに筋力をつける事が重要です。」みたいな事を言っていました。(言葉は正確ではないですがそんな感じです。)
僕の持論と共通します。僕は筋力トレーニングに頼るのではなく、スピードやパワーは神経伝達によって強める事ができるのだと思います。
よく言う「火事場のバカ力」は究極の非常事態によって脳からの神経伝達がMAXの状態で起こる現象だと思います。
じゃあ、なぜいつもその力が出せないのか?というと、その力が強すぎて体に負担をかけてしまうからリッミッター(制御装置)がかかっているんだと推測します。
体はきゃしゃなのに凄い力の人がいます。たぶん先天的にリミッターがかなり外れているんでしょう。アスリート達が行う肉体的(僕から言うと神経的)トレーニングはこのリミッターをどこまで外せるかが目的であると言えます。
そしてそのリミッターの外れた力に耐えられる体(筋力)を作る事もトレーニングの目的でしょう。
人それぞれリミッターのかかっている位置が違います。
体の動きの鈍い人は筋力トレーニングよりもこのリミッターを少しずつでも外していく事が先決だと思います。
リミッターのはずし方はまた「高橋ボクシング」で書いてみようと思います。                           
「イチロースペシャル」を観た後、ワタミの渡邉美樹社長の本を読んで就寝したのでありました。                 マサ