見守る事。

土曜日は原則的に僕のシフトは下関ジム。門司ジムの土曜日ジュニアに30分だけだけど頑張って戻っていました。が最近、下関が忙しくなってきた為になかなか戻る事が難しくなってきました。
そこでジュニアのお母さん達とお話ししました。
直人は元保育士なので、子供の扱い方や指導の仕方は心得ているようです。
僕が土曜日ジュニアを見てもちゃんとボクシングも上達しているし、直人と哉太の二人で問題はないのかもしれません。
多くの会員を指導する中で住吉、直人に任せなければいけない事が多々あります。僕は本来なんでも自分でやりたい性分です。だけど、それではジムは回っていかないし、住直の成長の邪魔をしてしまう事にもなります。
人に任せる事は、信じて見守る勇気がいります。それでも「報・連・相」をこまめにして大筋は把握するように努めます。
ジム終了の電話のとき、朝の練習で会ったときも「なんか変わった事や問題はなかったか?」と必ず聞きます。
僕には僕の会長しての役目があります。ジムを存続させ、会員にボクシングを指導する義務があります。選手を育てる役目があります。
僕の帰れない土曜日ジュニアの話しは、僕がいる夕方のジムに来る事と月に一度、日曜ジュニアとの合同練習を追加するという事でとりあえず折り合いが付きました。
最近戻った選手の白石も直人も保育士です。二人の話しを聞くと子供には「見守る」根気がいるという事です。
ボクシングという競技は決して選手生命は長くありません。だから、その間に成果を上げさせたいという思いが常にあります。
教え過ぎてはいまいか?自主性を欠いてはいないか?といつも気になります。
会員や子供達のボクシングに特別な期限はありません。でも、より早く上達させ、向上させたいという思いがあるので、それなりに口うるさく厳しい指導になりがちです。それが会員や子供の為であると思っているのですが・・
「見守る事」とは時間が解決する事とも言えます。それなりの時期がある事も分ります。それでも捉えようによれば逃げともとれます。
指導する事、教える事を全力でやってきたこれまで。それで今がある。
「見守る事」って難しい。ひとつの賭けやもんな~(^_^;)     マサ