飲むも飲まぬも・・。

英語のことわざに「You can lead a horse to water, but you can’t make him drink. 」(馬を水際まで連れて行くことは出来るが、 水を飲ませることは出来ない)というモノがある事を知った。(有名らしい)
ハワイに行って一番強く感じた事は人々の個人主義や合理的な考え方。
日本に戻り、選手や選手を目指す者、会員に対する自分の指導に変化が現れている。
そんなとき、この言葉を聞いた。アンテナに強く引っかかった。
ボクシングにおいても仕事においても勉強においても大切な事は自主性、自分の意思でやろうとする「やる気」だと思う。
飲みたがらない馬に水は飲ませられない。それでも、環境を整える事は必要だし、いかに水を飲みたがるようにするかの工夫も必要だと思う。
与えず喉が渇くまで待つのか? 「太陽と北風」のように与え方に工夫を凝らすのか? 教える事を追求してきた僕に、また新たな課題が与えられた。
この課題を考えるにあたって、仏法に「上根、中根、下根」という考え方があり、参考になるがそれはまた。  
                              マサ