スパーリングパーティー11。総評

今大会も多くのドラマを観る事ができました。いつも門司ジム、下関ジムの両会員を見ている僕らにとっても興味深い試合が数多くありました。
以前の僕は技術を強く重視していました。しかしジムを始め、様々な経験を積んでいくうちに心の大切さに気づかされてきました。だから年に二度のスパーリング大会も出場選手には少しキツイかもしれませんが、普通のスパーリング大会では味わえないような経験や感動を感じてもらいたいと思い、「挑戦」という言葉を強く押し出してきました。
このスパーリング大会も選手らの「試合」と同じような緊張感や盛り上がりが出せるようにと様々な工夫をしました。そうする事で練習では現れにくい、その人の心や課題が顕著に現れます。
苦しいときに踏ん張って前に出て行った者。最後まで冷静に戦えた者。普段では見せないような情熱が爆発した者。逆に、どうしても前に出られなかった者。練習の成果が上手く出せなかった者。スタミナが切れてしまった者。
これらは必然なのだと僕は捉えています。ボクシングの上達法はジムでの練習だけではありません。日頃の生活や考え方が色濃く本番のリングには現れます。
ボクシングを通じて人間力を高める事が一番の価値であり、意味なのだと僕は思っています。その力はどこの世界に行ってもきっと役に立ち、本当の幸せを引き寄せる力になるのだと信じています。
また門司チーム、下関チーム内での結束や団結力が見られ、とても嬉しく感じました。この結束も厳しい課題を共有したからこそ生まれるモノであり、大きな苦(課題)からは大きな喜びや幸せが生まれます。これも門司チームVS下関チームという関門対決のできる門司フィットネスボクシングジムならではの収穫であったと思います。
今回もやはり多くの感動と課題を得る事ができたスパーリング大会でありました。
最後に、パーティーに参加してくださった皆様、そしてご協力、ご協賛頂いた皆様、本当にありがとうございました。多くの人に応援されて門司フィットネスボクシングジムは成り立っているのだと今回も実感致しました。今後も門司フィットネスボクシングジムは皆の向上を応援していきたいと思います。
          門司フィットネスボクシングジム 会長   高橋正行

門司チーム優勝おめでとう!

多くの受賞者を出しながらも僅差で破れた下関チーム。いつかは優勝カップを下関に!

この優勝カップをめぐってこれからも熱い戦いが繰り広げられる。  完