09’今できる事。

高橋イズム

今年一発目の出稽古に選手らを連れて行った。住直はどれだけの自力が付けられているのかの確認。白石も今上げてきている力の確認。最後の県大会を控える三年生、靖也の後押し。二年生の喬之のレベルアップ。
と、多くの目的があった。福岡ボクシングジムの皆は試合を控えた減量中でベストの状態ではない。そんな相手に、今年はあえて指導を封印している住直のそれぞれの課題も明らかになり、つい指示を出してしまった。プロテストを受けるという相手に互角以上の喬之だったがまだまだ課題はクリアしてはいない。
今、僕が一番力を入れている後進二人、白石と靖也はあいにくスパーの相手がおらずマスボクシングに。「後押し」の言葉どおり、リングの中に僕も入り後ろから次々に指示を出す。今、これが二人にしてやれるベストの指導法だと感じている。
三ヶ月間の自力練習をしてきた住直は多くの反省と課題が残っただろう。だけど今日は本番じゃない。今、間違え、失敗しておく事が次に大きく繋がる。間違える事も失敗する事も僕から見れば二人の「今できる事」なんだ。
今日から退職し、ボクシングに本腰を入れる白石も明日から住直の朝練に加わる。僕にも気合が入る。幾つかの課題を持つ白石を厳しく厳しく鍛えていく事。それが白石への「今できる事」だと思う。
最期の県大会を控える靖也の後押しに多くの力を注ごうと思っている。靖也にも変化を感じている。最期の「今できる事」に懸ける。
今までにない種の面白そうなボクシングシーズンが始まった。今年も多くのドラマが待っているようだ。  マサ

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