折尾ジムへの出稽古で得たモノ。

昨日の折尾ジムへの出稽古で得た事がある。よく寝ていて頭が冴えた。やっぱり眠る事は大事だと思った。(笑)

課題がたくさん見つかった四人。どう生かすのか?今日から改革だ!

直白の共通の課題をクリアする為に今日から14オンスのプロ用グローブでのスパーを命じる。
選手のやるボクシングは決して体に良いモノではない。過酷な練習に減量、そして体を痛めるスパーリング。それでも、それ以上にボクシングは価値のあるモノだと思う。
以前は14オンスのプロ用でやっていたのだけど、選手の身の危険、引退後を案じてジムではウイング製のソフトグローブ16オンス、14オンス、12オンスを揃えてスパー用に使わせている。
得れば失う。安全を得れば、その分、緊張感や恐怖に打ち勝つ力、負けん気を失うのかもしれない。
僕は中学三年から小倉のジムでボクシングを始めた。当時は今より小さく薄いグローブで毎日スパーリングをしていた。ジムに基礎的技術が無かった為に中にはかなりのダメージを受けている人もいた。そこで僕はディフェンスを磨いた。ジャブを磨いた。それがその後のボクシングに生きた。
リスクなくしてハイリターンはありえないのかもしれない。僕が目指すボクシングはローリスク、ハイリターン。矛盾しているように思われるかもしれないけど、辛く険しい練習というリスクを背負い、試合ではローリスク、ハイリターンを目指すという事。
今後は安全と価値あるリスクを考えてグローブをうまく使い分けようと思う。白石のサンドバック打ちも今日から変更。よりリアルに効果的にキツく。
多くの課題が見つかりました。折尾ジムの西村会長に皆さん、ありがとうございました。              マサ

7月5日に共立大学で折尾ジム二度目の興業が行われます。初興業はジムの皆が団結していた暖かな興業でした。ご興味のある方は行かれてみては。折尾ジム初興業の様子はコチラ