退院祝い。

高橋イズム

今日は姉とすき焼きの材料を買い込んでばあちゃんの家に行き、親父の退院祝いをした。
ここ数週間、黒崎のばあちゃん宅に住む親父が門司によく来る。お土産を持ってジムに顔を出す事もある。はじめはジムには来るなとも言っていたが、術後の親父が今、一番求めているモノは家族のぬくもりや絆であり、愛情なのだと思って接している。
皆ですき焼きを食べる最中、誰より動いて皆の面倒をみる親父。昔から小まめで世話好きなところがある。ばあちゃんが「お父さん、二人が来てくれてすごく嬉しんよ」と僕に小声で言う。
ばあちゃんや親父になんの見返りも求めていない。ただ純粋に「人の為に」という思いとその心地よさを感じてきた。
帰りにばあちゃんが姉に小遣いを渡そうとしたが、姉は断固として受け取らなかった。
自分の思いをお金やモノで相殺したくないのだ。だけど、ばあちゃんも本当にうれしかったのだろう。その思いに何の悪気も打算もない事は分かる。だけどお金をもらえば人間どこかに打算が生まれだす。だから嫌なんだ。
忙しい身でしょっちゅうは行けない。だけど、親父とばあちゃんへの思いは忘れていない。時間のあるときに無理のない程度に孝行していく。 マサ

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