九州大会まであと8日。

昨日も九州大会(in福岡)を8日後に控えた豊国組を見に豊国学園ボクシング部へ。
これが最初で最後の九州大会となる靖也。二度目の喬之。初めての啓助。
僕も九州大会に行くのは隆のときと章裕のときとで、これで三度目となる。
九州大会と県大会は明らかに違う。インターハイを懸けた県大会は日頃手を合わせてきた相手だけに、強い思い入れと互いの意地の勝負となる。
ビデオを観て研究もするし、作戦も立てる。だけど、九州大会の相手は全く分からない。だから「自分のボクシング」を信じて思い切り勝負する事ができる。
県大会を終えて気が抜けている選手も多い。県大会であれ程の戦いを見せたのに!と思わせる程無様な負け方をする選手も出てくる。これが物質的なモノだけを目標にやってきた事への弊害なのだと思う。
ボクシングを通じて学ぶ事。とどのつまり、それは「心」でしかない。
「心」にゴールも終わりもない。そう思えば、ボクシングを通して常に挑戦していく事ができる。
「バーンアウト」(燃え尽き症候群)なんて未熟が故に起こる事なのだと思う。
当然、休息もいる。だけど少し休んだら、また挑戦していくんだ。その繰り返しがボクサーを人間として向上させていく。
県大会で出来なかった事、やり残した事をこの九州大会で思い切り出してほしい。この九州大会は頑張った者達へのご褒美なのだから。     マサ