ボクサーの鏡。

遅れたけど、先日の長谷川チャンピオンは本当に強かった。
生まれつきか?トレーニングの賜物か?素晴らしい身体能力(スピード)やカウンターから確実にKOに結び付ける隙の無いボクシングは圧巻。
13度の防衛記録を持つ具志堅用高氏と比べられる長谷川チャンピオンだけど、僕的には今の長谷川チャンピオンの方が上だと思っている。
日本のパッキャオみたいな無敵感がある。長谷川チャンピオンを支える会長やスタッフらとの信頼関係。そして母親や家族の為にという「人の為に」という思いが試合で実力以上の強さを発揮させる。
弟分の粟生との関係も彼の人柄の良さを垣間見せる。
つけ入る隙の無い、心技体揃った素晴らしいチャンピオンだと思う。当分の間、防衛記録が伸びるのではないかと予想できる。長谷川チャンプの一番の敵はコンディション作りなのだろう。
それにしても凄いKO劇だった。見習いたい。       ボクシング評論 マサ高橋