住吉、選考試合内容。

中国ブロック大会ではオリンピック選手の清水選手に敗れはしたが僕的に見て勝負は紙一重だったように思う。だけど、その紙一重が難しい。
清水選手は長身のサウスポー。どう入るか?どう捕まえるか?が一番の課題となった。
試合の組み立ても戦術もうまくいった。ただキャリアや流れの引き戻し方、掴み方に差があったように思う。
しかし、本気で勝ちにいく為に最善の努力をしてきた。そのおかげで「高橋ボクシング」サウスポー対策もかなり向上できた。
今日の相手はファイター型のサウスポーと聞いていた。またひとつ住吉に課題が与えられたように感じていた。
試合内容は練習の成果が充分に出せていて、かなり良かったとは思う。ただ3ラウンドまで試合を長引かせてしまった事やリズムを止めて打ち合った事、ロープを背負ってしまった事に改良の余地や住吉の心にまだまだ課題がある事を感じさせられた。
相手が出て来るのは当然想定内。しかもサウスポー。その為の指導も指示も出していたが実行はできなかった。急所をキレイに捕らえらえなかった事が今回の試合を長びかせてしまった一番の原因でもある。
だけど、対清水選手に向けて取り組んできたモノがこうして着実に力になっている事を強く感じられた試合でもあった。
この試合での課題も有り難く受け止め、更なる進化を遂げさせたい。
これで住直揃っての全日本選手権大会への出場が決まった。11月の全日本選手県大会まであと2か月。 マサ

多くのダウンを奪い、3ラウンドRSC勝ちを収めた。