スパーリング大会終了。

本日行われたスパーリング大会を無事に終える事ができました。出場者の皆さん、お疲れ様でした。
このスパーリング大会も今回で四回目となりますが、いっこうに大変さは変わりません。
毎回、初出場者がいます。僕らには四回目でも彼らにとっては初めてです。この大会が最後になる人もいるかもしれません。
「一期一会」という思いがあれば、手抜きをする事ができません。皆にとっても軽い気持ちではないという事が試合を通して強く感じられました。会場全体がそんな雰囲気を作っていたようにも思います。
「ボクシングに嘘は通じない」と僕はよく言います。その人の今の「心」が本番のリング上で、すべてさらけ出されます。
僕は公正なレフリーとして、リング上での両選手をよく見ます。採点はするものの両者の勝ち負けは全く気にしていません。出場者の安全と自分自身に勝てたかどうかだけを見ています。
それは門司と下関にジムを持つ僕だからこその思いなのかもしれませんが、この考えは正しいと思います。僕にとって門司ジム会員も下関会員も「すべてはひとつ」。皆、「門司フィットネスボクシングジムの会員」です。
だからこそ、どちらかを勝たせたいという思いは全くありません。どちらも自分自身に勝ってほしいとしか思えません。皆の向上が一番の願いです。大げさに言えばそれが「世界平和」にも繋がる考え方ではないでしょうか。
ダウンを喫した人も、ボディが効いた人も、緊張していつもの力が出せなかった人も、最後まで気持ちを振り絞って戦った人も、日頃の練習の成果が出せた人も、出せなかった人も、初出場の人も、そうでない人も大変貴重な経験が積めたのではないでしょうか。
片づけが終わってからビデオ係りをしてくれた友達と「今日のスパーリング大会の良かったところ、悪かったところ」を反省しながら食事をしました。
良いときも悪いときも反省が必要です。確かユニクロの社長が言いました。「早く失敗して、早く改善していく事が成功の秘訣」なのだと。
大変な一日だったとは思いますが、次に繋がる為にも、しっかりと反省をして改善策を探しましょう。
その繰り返しの先に明るい未来が待っているのだと思います。ジムではそんな「挑戦」を短期間のうちに何度も経験する事ができます。正に「ボクシングは人生の縮図だ!」です。     
スタッフや僕自身にも大きな経験と学びを与えてくれた出場者やご来場の皆さん、そして協力してくれたすべての方に感謝致します。本日はありがとうございました。               会長 高橋正行

門司チーム優勝!

下関チームも優勝!!(笑)
PS スパーリング大会の様子は明日から少しづつアップしていくのでお楽しみに!