住吉、初戦試合内容。

今日の相手は長身のサウスポー。住吉と共にシード枠に入り、昨日の試合はなく、ファイトスタイルが分からなかった。
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」という言葉があるが、正にそのとおりだと思う。相手が分からないときにはあらゆるパターンや状況を想定しておく必要があるから大変だ。
だけど、それがボクシングの幅を広げる事になるので今後に生きてくるのだと思っている。
住吉にとって今年一年を表すなら「左」と言えるぐらい、苦手なサウスポーに縁のある年だった。
ポジショニング、タイミング、カウンター、距離のあるボクシングなど、そんな経験が大きく生きていたと思う。
いつもどおりのパフォーマンスルーティーンでリングに向かう。
1ラウンドにリズムとリードでペースを掴み、2ラウンドに入りダウンを奪う。ところが相手の頭が偶然当たり、顔をしかめたところでレフリーにダウンを取られてしまう。
それでも慌てずに、3ラウンドに入りキレイにパンチを入れたところでレフリーが試合を止めた。

3ラウンドRSC勝ち。苦手だった長身のサウスポーに完全にボクシングをして勝った事に大きな向上が見られた。

まだまだ「新しいボクシング」が馴染んではいないが、ボクシングの幅が大きく広がった事を確認できた。決勝戦(全日本チャンプはサウスポー)に向けて良いスタートが切れたと思う。

おまけ。サブセコンドに884ジムの林会長に付いて頂いた。ありがとうございました。