想像力。

以前にも書いた「かもしれないボクシング」。最近よく若貴らにも言っている。「右ストレートが来るかもしれない」「カウンターが来るかもしれない」と警戒していれば、そう簡単にパンチをもらう事はない。
簡単にパンチをもらってしまうのは「想像力」の欠如ゆえ。
人に心ない言葉を放つのも、「相手がどんな気持ちになるだろう?」という想像力が足りていない証拠。
人に悪意を向ければ自分の人格(波長)を落とし、結果「人に嫌われる」「仕事がうまくかない」「恋人ができない」「家庭がうまくいかない」など「きっと自分に跳ね返ってくる」と想像できれば、悪い事はできない。
逆に人に善意を向ければ人格(波長)を高め、「人から好かれる」「仕事がうまくいく」「恋人ができる」「家庭がうまくいく」など「きっと自分に跳ね返ってくる」と想像できれば、良い事を実践し続けていける。
ときには想像力が足りず、過ちを犯す事もある。大事なのは「反省」する事。
パンチ(失敗)をもらっても「反省」せず「改善」しなければ、いつまでも変わらない。ボクシングは「強くなる」や「勝負」というカテゴリーの中で心を高めていく修行なのだと思う。
間違いにも失敗にも意味があり、「想像力」を働かせて、早く気づき、早く改善する事がボクシングを、そして人生をより良くする為には必要なのだと思う。          マサ