人生ゲーム。

高橋イズム

今日は下関ジムの熊井君から電話を受け、門司ジム勤務の日だが空き時間に下関へと向かった。
話しの内容は健康状態に関するもので、今回7月11日の国体中国ブロック予選への出場者を決める山口県大会出場を辞退するというものだった。
住直やジムで育ててきた選手達以外に他の大学でボクシングをしてきた熊井君に合わせたボクシング指導をしていく事に面白さと新たな向上への期待が高まってきていた。
来年の山口国体に向けて選手としての復帰を決め、猛練習に励んでいた熊井君。それだけに熊井君にも、とてもショッキングな出来事だったようだ。
今の時点では熊井君の山口国体への出場もまだ分からないし、指導者としても無理はさせられない。
だけど、これも学びであり、これも与えられた課題なのだと熊井君に話した。僕の経験上、「今、最悪だ」と思う事でも、未来から見れば幸運な出来事であった事は多い。
今じゃ分からない事でも後になれば「あ~そういう事か!」と思うときがきっとくるはず。
人生はすべてが思い通りにはいかないし、それでいいと思う。思い通りになる「人生ゲーム」は感動も悔しさもなく面白くない。
落ちっぱなしの人生も上がりっぱなしの人生もないと思う。いつも定期的に成功(幸せ)と失敗(苦しみ)の繰り返し。
それを表すかのように人には決まったバイオリズムがある。月の満ち欠けや一年を通しての四季も同じようなモノだと思う。
ただ、人の「人生」には因果というモノがあり、良い事をすれば良い事が。悪い事をすれば悪い事が。という法則がある。だから自分の人生は自分で創っていけるのだと思う。「自分次第」だ。
熊井君が悪い事をした訳ではないだろう。ただ、どこかに間違った「思い癖」があったのではないかと話した。病気も怪我も、人生で起きるすべての現象の原因は他の誰でもなく自分自身にあるのだと思う。
当然、指導者として選手や会員らに起きる出来事も僕自身への課題でもあると捉え、「意味」を探し当てる努力を怠らない。共に向上させてくれる皆に感謝の思いだ。
今日は県大会以来、始めて啓助がジムに練習にやって来た。顔を見て少し安心した。奇しくも熊井君も同じ「ケイスケ」。二人共今、いい経験をしているし、そう思える未来にしていく事が大切なのだと話し、24日から始まる九州大会(熊本)に向けての指導をおこなった。
夕方5時から怒涛の会員ラッシュで、僕の気合いも体力も底を突きかけたが、これも住直の朝練を寝坊して出れなかった事への因果か!?(笑)
昨日の夜は住直、選手らの更なるレベルアップの為にボクシングビデオで研究し、「高橋ボクシング」四つ先まで。を考えていた。というのが言い訳。
何の苦労も失敗もない、つつがない人生に魅力も大きな向上もないだろう。人は失敗し、苦しみ、優しくなり、強くなって向上していくのだと思う。
語弊があるかもしれないが、僕は波乱万丈な面白い「人生ゲーム」をやっていきたいと思う。だから多くの苦労も困難も歓迎。それがあってこその感動や成功があり、向上があるのだから。    マサ

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事一覧